外壁工事
塗装工事
塗装は表面処理の一種であり、塗料を塗ったり、吹き付けたりすることで材料の表面に塗膜を形成させる処理方法のことです。材料を保護したり、見た目を美しくしたりする目的で、私たちの身の回りにある様々な物に塗装が行われています。
施工前
洗浄を行い、下地補修後に塗装を塗り始めます。
下塗り
下地と上塗り塗料の接着性を増し、耐久性が向上します。
中塗り
塗装のかすれなど、厚みを確保するために大事な工程です。
上塗り
中塗りと同じ材料を塗っていきます。
2回塗ることによってしっかり厚みが付き、耐久性が増します。
完了
養生を剝がしたら完成です。
タイル工事
外壁がタイルで仕上げられている建物を改修する場合は、割れたタイルや、下地から浮いてしまっているタイルは、地震や建物の振動により剥落の危険がある為、すべて新しいタイルに張替えを行います。
タイルの素材自体は劣化に強く長く使用できる外壁仕上げ材の一つですが、タイル間の目地材など、タイルを支える役目をしっかりと
機能回復させる必要のある修繕工事です。
施工前
テストハンマー等で打診し、浮きの状態と範囲を調べて
マーキングします。
カッター入れ
張替え部と健全部の縁切りのために、張替え部周辺の目地部からカッターで切断します。
はつり
張替え部のタイル陶片及び張付けモルタルを除去し清掃します。
タイル貼り
下地とタイルの裏側両方にモルタルを塗りつけ、タイルを叩きながら微調整し貼り付けます。
目地詰め
ゴムゴテで目地モルタルを隙間がないようにしっかり
充填していきます。
拭き取り
水を含ませたスポンジで余分な目地モルタルをきれいに拭き取ります。
完了
元通りきれいに仕上がりました。
下地補修工事
下地補修とは建物の改築などの際、塗装や防水などの施工をする前に塗面を補修する工事のことです。
コンクリートのはがれ・欠損や、コンクリート内部に渡してある鉄筋のサビ、外壁のひび割れ部分、外壁のタイル部分のはがれ等を新しいものに替えて補修をしていきます。
下地調査
外壁の調査は打研棒と呼ばれる検査棒を使用して、外壁下地のモルタル層や仕上げタイルが浮いてしまっている場所や、コンクリート内部の鉄筋が錆びて爆裂している部分などの、下地の調査を行います。
下地補修が必要な個所を外壁と図面へマーキングをして、調査図を元に、実際に施工する数量の確定を行います。
爆裂補修
劣化している部分のコンクリートを斫り落とし、特殊アルカリ溶液を含浸させ、
防錆モルタルで元の形に埋め戻します。
クラック補修
外壁や外壁塗装にできたクラック(ひび割れ)を補修する作業のことです。
塗料やシーリング材などの補修材でクラックの溝を埋めていきます。
コンクリート外壁の場合、クラックの周りをカットして溝を広げてから、補修材を埋め込むこともあります。
注入工事
コンクリートやモルタルのひび割れにエポキシ樹脂を注入し補修する工法です。 微細なひび割れにも施工可能で、ひび割れによって分断されたコンクリートや
モルタルを一体化し、耐力を復元しひび割れや雨水の侵入を防ぎます。